ブログを始めることにしました
オイルショックの嵐が吹き荒れていた1976年。
ちょうど今年のように社会は大きく揺れていた。
就職口がなく、内定取り消しも相次いでいた。
「就職浪人」なんていうことばも生まれた。
当然私も就職などできるわけがなく、どうにか日本テレビにアルバイトに毛が生えたような立場でもぐりこんだ。
それから30年に亘り、数多くのテレビ番組の制作に携わった。
その間、自分の素質・能力を考えれば十分すぎる仕事をこなしてきたものだと思う。
2004年に20年以上勤めた日本テレビの関連会社を退職。
約5年タイのバンコクにベースを移してタイの工芸品レベルの高級商品を日本に紹介してきた。
久々に日本に戻り、テレビを視るにつけ、番組があまりにつまらなくなっているのに驚いた。
時代の流れといってしまえばそれまでだが、同時にテレビの末期症状というような感じを抑えることができなかった。
それはなぜなんだろう。
インターネットの隆盛。
デジタル化への移行。
そんなテレビを取り巻く世界の変動も無視できないかもしれない。
ただそれ以上の何かがあるのではないか…。
そんな思いを評論家的ではなく、現場を生きた者の目でテレビを視た感想を書き綴って行こうと思う。
いわば「テレビ徒然草」のようなものになればよいと思う。
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